ヨモクボ

増えすぎた古布と戦う主婦の創作記




ジャックと豆のつる  ヨモクボ版 :: 2011/08/15(Mon)
昔々、いつの頃かもう、わからないくらい昔

あるところに、ジャックという牛飼いの男がいました。ジャックは年老いて働けなくなった牛を売りに行く山道の途中で、大きな豆を拾いました。

豆ボタン 006

「おや、まぁなんて大きな豆だ。今夜のおかずに調度ええナァ。」と腰にぶらさげた袋に入れました。

エコバック 003

年老いた牛は、「うまそうな豆だなぁ、なんとか食べたいもんだ。」と思っていました。  ジャックと牛は、やっと山の頂上に着き一服する事にしました。朝、早くから家を出たのでジャックは、ウトウトと眠ってしまいました。  年老いた牛は、長い舌で袋の中から豆だけを上手に取り出して食べてしまいました。

食べます

しばらくして、ジャックが目を覚ますと若々しい牛が近づいて来ました。「ジャック、私が誰だかわかりますか。あなたが売ろうとしていた、あの老いた牛ですよ。あなたが拾った豆を食べて、マグネシューム、カルシューム、イソフラボーンのおかげでこんなに若返りました。あなたにはずいぶん働かされましたが、あの豆を拾った事だけは感謝しますよ。」と、つるつる輝く鼻を押し当てて言いました。

手作りのボタン004

くるみボタン

ジャックは腰が抜けそうなくらい驚きましたが、ずる賢く世渡りをしていたので「この牛で、もう一儲けするべぇ、イ」と思い「いいや、よく働いてくれたんで街の祭りでも楽しんでもらおうと思ったんだよぅ。」と妙にやさしく言いました。すると牛は、つるつると輝く鼻を押しつけながら、つるつる、つるつるとすり寄ってきました。ジャックは、体中がつるつる、つるつるとなり歩く事ができません。「か、勘弁してください、これからは、あなたを大切にしますから。」と謝りましたが、牛はその長い舌でジャックをつるんと舐めました。そのはずみで、ジャックは山道をつるつると滑りおちて行きました。

いろいろなボタン

ぶら下げていた袋の中からは、たくさんのボタンが飛び出して、まるでお花畑のようでした。

お昼ねしてます
おしまい。

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  1. 昔話
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comment

笑いました。教訓にとんだたのしい昔話です。
頭なんて舐められたらどうしよう!
  1. 2011/08/16(Tue) 11:53:06 |
  2. URL |
  3. yamaneko #-
  4. [ 編集 ]

>yamaneko様
摩訶不思議なヨモクボ昔話ワールドへようこそ!!
頭を舐められたら、その後は美容室&理容室へ行かずにすむんでないかい。。。劇的に若返るはず。。
  1. 2011/08/16(Tue) 13:06:09 |
  2. URL |
  3. ヨモクボ #-
  4. [ 編集 ]

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